Kotlinを習得してフリーランスとして活躍できる?

「これからKotlinを習得して、フリーランスのエンジニアとして活躍したい」と考えている方もおられることでしょう。某大手IT企業もアプリの開発言語として認めている言語ですから、将来性は高く、フリーランスとしても十分やって行ける可能性が高いと考えられます。しかし、現実はどうなのでしょうか。これからフリーのKotlinエンジニアを目指すためにも、どんな特徴があり、どんな点が有利なのかを知っておきましょう。

まず、Kotlinの案件数はJavaなどと比べて少ないと言われることがあります。確かに数年前までは明らかな差がありました。しかし、ますますAndroidスマホとそれ用のアプリの需要が高まる現在、以前ほどその差は大きくありません。したがって、フリーランスになっても案件が獲得できないという心配はなさそうです。
すでにJavaを習得されている方であれば、Kotlinも習得することでフリーランスとしての仕事の幅は確実に広がります。KotlinとJavaには完全な互換性があるので、Javaを知っているのならKotlinの習得も簡単でしょう。

また、プログラミング言語自体が初めてという方にとっても、Kotlinは習得しやすい言語です。Javaのデメリットとなる点を解消するように作られた言語ですので、未経験からの挑戦に向いています。ただし、未経験でいきなり案件を獲得するのは難しいので、まずKotlinを知ることから始めたり、スマホアプリ、モバイルゲーム、IoTなどの開発に携わり経験を積むのもよいのではないでしょうか。